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今日の新聞から

2003年9月17日(水)19:12きとら[Diary]

今日付の朝日新聞33面(文化総合面)の記事が面白かったんで、2つほど~。

まず、「キカイダーはハワイの英雄」という記事から。
もう、この見出しを見たとたんに地下鉄の車内で吹き出しちゃったよ(´ω`;)

72~73年に日本で放送された特撮ドラマ「人造人間キカイダー」が今、なぜかハワイで大ヒットしている。イベントを開けば5千人もが集まり、州知事は昨年「キカイダーの日」を制定。日本でもみられる「懐かしものブーム」を超えて、キカイダーはハワイの人々の文化的シンボルにもなりつつあるらしい。
(中略)
ハワイ版「キカイダー」は74年にハワイの日本語テレビ「KIKUテレビ」で初めて放送され、日系人にとどまらず、子どもたちの間で爆発的にヒットした。当時開かれたイベントには1万人が参加し、主役の「ジロー」を演じた俳優の伴大介さん(56)らには名誉市民の称号が与えられた。「キカイダー」の英語字幕で字を覚えた子も多かったという

な、なんかものすごいブーム!!(激汗)
恥ずかしながらボクはキカイダーを見たことがないんで、どこらへんがハワイの市民の琴線に触れたのかがいまいち掴めないんですけど、紙面から熱気だけは伝わってきてます。
近年のブームは再放送中心の「ジェネレーション・キカイダー」がきっかけとのこと。他にも、「お父さんとキカイダー」と題したエッセーコンテストが開かれたり、「スーパーマンやバットマンはハリウッドの文化。我々にはキカイダーがある」と誇らしげに語るファンがいたり…恐るべしハワイ。
手持ちの資料によると、ハワイ州の人口に占める日系人の割合は22.3%ですが、ブームは日系人にとどまらずハワイの市民全体に広がってるようですね。
ちなみに気になる「キカイダーの日」は、4月11日。

…とあったんだけど、ネットで検索してみるとどうやら12日が正解。久しぶりに新聞の間違い発見♪

あともう一つが、このサイトの右下にある “Creative Commons Lisence” に関する記事。
日本の創作系サイトの多くが、©のマークとともに “All rights reserved.” という文字がトップページに記載してますよね(きとらの前のサイトもそうでした)。でもこれからは、著作権を一律にプロテクトするのではなくて、自由に、あるいは改変しないとか商用目的でないという制限内なら使ってもいいよ~という意思表示を作者が事前に行うことで、そんな著作物を「知的共有財産(Creative Commons)」として法的に認め、文化を活性化させよう―という、英米を中心としたNPOの試みを取り上げてます。
例えばボクのサイトは、バナーをクリックすると分かるとおり、©ではなくて3種類のマークで権利を規定してます(といってもまだ法的根拠はないけどね)。上から「作者を明示すれば」「商用目的でなければ」「改変しなければ」複製・頒布・表示・上演してもOK、って感じになるのかな。コンテンツに乏しいサイトなのに仰々しいことやっちゃってますが=ω=;
(他のマークが見たいならば「クリエイティブ・コモンズのライセンス解説」(日本語版)を参照してくださいな)
オフでも時々「自分の絵がパクられた」とか「他の作家さんのイラストをパクった痛いサイトを見つけた」っていう話がでてきますよ。ボクを含めて「自分の創作物の権利は侵害されたくない」というのは多くの作家さんの共通の思いですが、一方で素材系を中心に「著作権を放棄するから使ってやってほしい」と思ってる人もいる。同人とかコラージュとかMADとか、ネットの世界で展開される個人中心のアングラ創作活動の隆盛をみると、もはや従来の企業中心の著作権システムが現状にフィットしなくなってきているって見方もあります。そんなカオスなネットの現状を見るにつけ、「クリエイティブ・コモンズ」のような動きが日本でも広まっていくといいなとボクは思うんですがどうでしょうか。