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アフガン零年/六本木クロッシング

2004年4月1日(木)00:45きとら[Diary]

秩父から帰ってきてしばらくして、自分に必要なものは身体的な癒しではなくて精神的な刺激なのだ!と、よく分からないけど思いきり結論づけまして、今日は恵比寿と六本木の美術館を巡ってきました~。

まずは恵比寿の東京都写真美術館、NHKがアフガニスタンの監督と共同制作した『アフガン零年』というドキュメンタリー映画を観てきました。家族を養うために男に扮装させられた女の子が、タリバンに見つかって処刑される寸前で有力者と強制結婚。ストーリーに救いがなければ、エンディングにもまったく救いがない(´`) 予定では明るい未来を暗示させるシーンで終わるはずだったんですけど、大統領でさえ「独り立ちまでには10年はかかる」と明言したアフガニスタンの現状を重視して、あえてばっさりカットしたとか…。
主人公は、監督に物乞いをしてきた女の子。20年間続いたタリバン政権下では映画の制作さえも禁止されていたこともあって、キャストのほとんどがアフガニスタンの内乱の犠牲者たちで、彼/彼女らが発する言葉のひとつひとつが、胸にずしりと伝わってくる、そんな映画でした。

あと同じ恵比寿ガーデンプレイスの敷地内で、「ボテロ野外彫刻展」が開かれてたので、ついでに観ていきました♪ 初めて名前を知ったんだけど、ボテロは南米のコロンビア出身で、彫刻界ではかなりの有名人だそうで…。

作品はこんな感じ。

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誰ですかきとら好みだって言ってるのは!!(爆)

まっ、まぁ、どの作品も「縄文のビーナス」みたいな、エネルギッシュでユーモアのある量感や質感を持ってますねっ。神話や聖書をモチーフにしながらも、どことなく非・西洋文明的(中立的な意味でね)なのが、南アメリカっぽい雰囲気。どちらかというと、大人よりも子どもたちに人気があったかな?
気になる「キャパ」展は来週から、「ボテロ」展は7月までだということで、また近いうちにガーデンプレイスに来る機会があるかも。

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その後、その足で六本木ヒルズに向かいました~。も、もちろん回転扉事故のやじうまじゃないです(汗) 地下鉄からエスカレーターで上がってくると、正面にその現場となったエントランスが思いっきり目の前に見えて ちょっと狼狽してしまいましたが…。
お目当ては六本木クロッシングの「日本美術の新しい展望2004」。展示のコンセプトとしては、新進気鋭の日本のアーティストをひたすら揃えてみましたっていうくらいかな(笑)
そもそもは会田誠に興味があったんですけど、ヤノベケンジの「太陽の塔乗っ取り計画」のインスタレーションが面白くて、延々とビデオを見続けてしまいました。本当に太陽の塔のてっぺんに登っちゃうんだもん! 会田やヤノベのような、身体を張ってそれぞれのアートを体現する人がボクは大好きです。

左はけやき通り、右は「東京シティビュー」からの夜景。

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コテコテヨーロッパ趣味の街路といい、エリア全体に散りばめられたカタカナ名称といい、六本木ヒルズの内外を歩きながら、本当にここは2004年の日本なのかと絶えず自問せずにはいられないような空間だなぁと思いました。でも建物や店舗はどことなく未来「っぽい」、ヨーロッパ「っぽい」んだけど、歩いてるのはどう見てもフツーのおばちゃんや家族連れやカップルなんだよね(笑 だとすれば、元々の土地の記憶はどこにいったんだろう。


えっと、ロクロク星人萌え…とかいうのは、なしでしょうか _| ̄|○

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