Home > Books, Diary > バブルとは何だったのか

バブルとは何だったのか

2005年7月11日(月)23:58きとら[Books, Diary]

いつの間にかボーボボ鑑賞が土曜朝の日課になってしまったダメなきとらですが、日曜夜のNHKスペシャル日本の群像 再起への20年』も、毎回欠かさず観てます。
先週末の放送は、いわゆる「シーマ現象」を生み出した日産のストーリーだったけど、当時の映像が少なかったからか、そんなに感興がわかなかったたなぁ…。1回目と2回目はぐっとくるものがありました。

オープニングで、おなじみ加古隆氏のテーマ音楽に乗せて走馬燈のように流れる当時の映像が、また泣かせます。今じゃとうてい考えられない「株価38,915円」の電光表示とか(89年の大納会でつけた史上最高値ですね)、拓殖銀行の看板がゆっくりと倒れるシーンとか。「生者必滅」とか「ゆく河の流れは…」とかいうフレーズさえ一瞬思い浮かびます…と言ってももちろん、物心ついたときにはバブルはとうにはじけてました(まぁ東京から遠く離れた島根に住んでた時点で、ほぼ縁のない現象でしたけど(´ω`;))。そのせいか、当時の一般の日本人がどんな心理状態にあったのか、どんな時代の空気だったのかにかなり興味あるんですよね。

ISBN:4532163617並行して『検証バブル 犯意なき過ち』(日本経済新聞社編、日経ビジネス文庫)を読んでます~。これがまた、全編にわたって「熱狂→後悔」の連続で、読んでて面白いくらいがっくり来ます(笑) おもろうてやがてダメージです。

「歴史は繰り返す」とはヘロドトスの格言ですが、「歴史上のバブルは後から考えると愚かしいものだが、人間は何度も繰り返す。バブルが教えるものは、歴史から学ぶことは難しいという皮肉な教訓かも知れない」という記述が印象的でした。プラザ合意から20年、バブル崩壊から15年。それでもそろそろ歴史化されるべき時期に差しかかってるんじゃないかなぁと思います。