はじめに
以下の項目に該当する方は、これより先の文章をお読みにならないことをおすすめします。
- ポケモン(ポケットモンスター)が嫌いな方。
- ポケモンが好きでたまらないので、ポケモンへの偏見が許せない方。
- 鉄道(JR)が好きで好きでたまらないので、鉄道全般に関する誤った知識が許せない方。
きっかけ
駅に貼ってあった「JR東日本 ポケモン・スタンプラリー2003」のポスターが目にとまり、ふいに気になって要項を見てみると、「対象となる83駅に置かれた、赤・青のスタンプをそれぞれ3つそろえるだけで景品がもれなくもらえる」という超ヌルい条件。どうせなら83個そろえちゃる!と飲みの席で公言してしまったのが事の発端です…。罰ゲームというわけではないんですがそれに近いかもしれません。いわばセルフ罰ゲームです。
もくてき
- いまいち知らないルビサファのポケモンへの理解を深める。
- そしてポケモンへの愛を試してみる。
- 夏の思い出づくりおよび思い出の駅めぐり。
- あくまでも四国霊場八十八カ所巡りのような悟りの境地を目指す。
じょうけん
- スタンプを83個全てゲットする。(絶対条件)
- 一人で集める。スタンプラリーとはすなわち孤独との闘いなのである。
- 可能な限り効率的なルートを選択し、3日でクリアする。
- 平日の11(月)・12(火)・13(水)に決行。それ以降は夏コミが近いのでちょと厳しい。
- スタンプが設置されている時間は午前10時から午後4時までの6時間。
- 景品はどうでもいいが、ゴール地点となる松戸・上野・新宿・池袋・東京・品川の6駅には必ず立ち寄る。
- 出費を抑えるためにも私鉄は利用しない。(りんかい線・東京モノレールは除く)
もちもの
- ホリデーパス(¥2,300、1・2日目)、都区内パス(¥730、3日目)
- 『全駅前便利ガイド』(昭文社)
- ユキナリのスケッチブック(スタンプシート用)
- カメラつき携帯
- 筆記用具
さくせん
えー、無謀にも、当初は1日でクリアできるだろうと高をくくってました。このページの冒頭でも「ヌルい条件」だと書いてしまいました。しかし、いざ時刻表を使ってシミュレートしてみると、それがとんでもない思い違いであることが明らかに。
まず第一に、スタンプがあるのはすべて改札の外。もし通常の切符やSuica(JR東日本専用のICカード)で回れば、運賃はとんでもない金額になってしまいます。これだけでもう凶悪さバツグン♪
そして第二に、もしラッシュの時間帯であれば電車の本数も多くなるけれど、スタンプの押せるのは午前10時から午後4時まで。常磐線の普通電車を例にとると、電車の間隔は12分に1本。1時間でたったの5駅しか進めないことになります。
さらに注目すべきなのが、この「83ヶ所」の分布。「ポケモン」という甘美な響きとはかけ離れた凶悪さ!「今年の夏はポケモンがいっぱい!」と言われても、こりゃちょっといっぱい過ぎ。ざっと挙げるだけでも、熊谷・取手・土浦・八王子・海浜幕張。うちの家から電車を乗り継いで1時間かけてもたどり着けなさそうなところばかり。こういった街へは、都内の人間は気軽にほいほいと行くことはできないのに…!!JR東日本の高笑いが聞こえてきそうです。そんなJR東日本の挑発を断乎粉砕!JR東日本弾劾!!それが今回のきとらのスローガンでもあります(マジか)。
で、その83個を集めるための期間を3日に設定しました(結局無理で4日になっちゃいましたが)。主に1日目は高崎・東北線と常磐線を、2日目には中央・総武線と京葉線および横須賀線を、そして3日目には京浜東北線・山手線・埼京線のスタンプをゲットして回ることに決定。
前日には「えきから時刻表」で綿密なタイムテーブルを組む。4,5分間隔で運転する山手線や京浜東北線の時刻表も当然調べます。(ここらへんの性格が、きとらがしばしば鉄っちゃんだと勘違いされる所以なんでしょうか(汗))
そして、当日になって戦意喪失しないように、あらかじめ前日に切符を窓口で購入。1日目と2日目はホリデーパス、3日目は都区内パスで回ることに。つまり、切符に必要な経費は2,300×2+730=5,330(円)…。ゲームが余裕で1本買えちゃう値段だけど、些細なことなので気にしない。涙出ちゃいそうだけど。
6時間という少なすぎる制限時間を可能な限り有効に使うため、午前10時までには設定したスタート地点に待機しておく。休憩時間はなし。構外での食事などもってのほかです。
あとは当日、ホームから飛び降りちゃう方がいないことを切に願うのみ。
あ、最後に弁明しておくと、きとらはポケモンマニアでも、スタンプラリーマニアでも、ましてや鉄っちゃんでもありません。これは漢の勝負なのだ!